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トップお役立ち新米パパの野球審判講座 > 5. ジェスチャーとコール

■ 初めての方にもよく分かる「審判講座」です。

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新米パパの審判講座
はじめに .
1. 基本のキホン .
2. 服装・持ち物 .
3. 審判の流れ .
4. 審判の心得 .
5. ジェスチャーとコール .
6. 一塁審について .
7. 三塁審について .
8. 二塁審について .
9. 球審について .
10. フォーメーション .


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5. ジェスチャーとコール

審判員のジェスチャーとコールは非常に大切です。遠いサイドのベンチからもよく分かる大きなジェスチャーと、大きな声でジャッジすることがポイントです。特に、きわどいプレーの時には、ひときわ大きな声とジェスチャーでジャッジして下さい。
なお、「ストライク」「ボール」等、球審固有のジェスチャー&ジャッジについては球審の項で別途ご説明します。

では、まず、ジャッジに入る前に、まずはその前の「Look」の姿勢から

「Look」の姿勢(プレーをジャッジするために注視する姿勢です)
足を肩幅より少し広く開き、腰を落とし、胸を張って、軽く手をヒザに当ててプレーを注視します。

タッグプレーなど少しのぞき込む必要がある場合には、一歩横方向に踏み出して、踏み出した足のひざに両手を当ててプレーを注視します。

ピッチャーが投球する際、プレートに足をかけたら、1球ごとに「Look」の姿勢をとります。この場合、「セット・ポジション」と呼びます。投球が完了したら、いったん楽にしてもらって構いません。

ベース上のプレーや「ファール」の判定を行う時にも、注視する際には「Look」の姿勢をとり、プレーをしっかり見極めてから、体を伸ばし、ジェスチャーとコールでジャッジを行います。
「Look」の姿勢「Look」の姿勢


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◆「アウト」・「セーフ」グループ◆

「アウト」、「セーフ」と「オフ・ザ・バッグ」
ベース上でのプレーや、走者が挟まれた場合の塁間でのプレーに対して、ジャッジを行います。

「アウト」
「Look」の姿勢から、ヒザと腰に少し余裕をもたせたまま
体を伸ばし、同時に右手でこぶしを作り、ひじを前方から
肩より高く上げ、体の前にあるドアを強く叩くするように
前に振りかざしながら、大声で『アウト!』とコールします。

右手の親指は立てません。

ベース上や塁間でのプレーで、複数の走者が近くにいる
時には、アウトになる走者を指差して『アウト!』または
『ヒズ・アウト(He's Out)!』とコールして下さい。

アウト
「セーフ」
「Look」の姿勢から、ヒザと腰に少し余裕をもたせたまま体を伸ばし、同時に両腕を体側から真っ直ぐ前方へ、肩の高さまで上げてから、すばやく横に広げて、大声で『セーフ!』とコールします。コール後は開いた両腕を再度体の前にそろえ、体側へと戻します。

「Look」の姿勢  セーフ セーフ

「オフ・ザ・バッグ」
フォース・プレーの塁上で、タイミングは「アウト」だったが、野手の足がベースから離れていたためセーフになる場合があります。
そのような時には、「セーフ」のジャッジの直後、『オフ・ザ・バッグ!』とコールし、両手を上下に並べて、手のひらを同じ方向へ向け、足が離れた方向へ扇ぐように動かします。「オフ・ザ・バッグ(Off the Bag)」とは「ベース(Bag)から離れた(Off)」という意味です。

  セーフオフ・ザ・バッグオフ・ザ・バック

「スイング」と「ノー・スイング」
右打者の時の一塁審、左打者の時の三塁審は、球審の指名(左手で指差して指名されます)により、打者が行ったハーフ・スイングが、スイングしたのかどうかのジャッジを行うことがあります。
球審の指名があった場合に限ってのジャッジですので、それ以外の時には絶対に行わないで下さい。

「スイング」/「キャッチ」
「スイング」/「キャッチ」
(アウトと同じです)


「ノー・スイング」/「ノー・キャッチ」
「ノー・スイング」/「ノー・キャッチ」
(セーフと同じ)
「スイング」
「アウト」と同じジェスチャーで、『スイング!』とコールします。手を頭上で回す必要はありません。

「ノー・スイング」
「セーフ」と同じジェスチャーで、『ノー・スイング!』とコールします。


「キャッチ」と「ノー・キャッチ」
ライナーやフライなど、ノー・バウンドで捕球したかどうかが問題となる打球に対してのジャッジです。

「キャッチ」
フライ、ライナーをノー・バウンドで捕球した場合、アウトと同じジェスチャーで、『キャッチ!』とコールします。

「ノー・キャッチ」
ノー・バウンドで捕球できなかった場合、セーフと同じジェスチャーで、『ノー・キャッチ!』とコールします。
明らかにノー・バウンドではない場合は必要ありません。
主に外野できわどい打球を捕球できなかった場合には、捕球しようとした外野手に駆け寄りながら、『ノー・キャッチ、ノー・キャッチ、ノー・キャッチ!』と数度大声で繰り返しても構いません。スタートの判断をする走者に対して、また守備陣に対して、キャッチしていないことをはっきりと伝えるためです。

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◆「ボール・デッド」グループ◆

「ファウル」と「フェア(ノー・ボイス)」

「ファウル」
両手をななめ上方向に開いて高く上げ(バンザイの姿勢からやや手を広げる感じ)、『ファウル!』または『ファウル・ボール!』と大声でコールします。「ファウル」をジャッジした審判員に呼応して、他の審判員も『ファウル!』のジェスチャーとコールを行います。打球を見ることなくプレーを続けている選手たちにも、「ファウル」であることを伝えるためです。

ファウル(球審) ファウル(塁審)
球審「ファウル(・ボール)」 塁審「ファウル(・ボール)」

「フェア」(ノー・ボイス)
フェア・ゾーン側へ真横に腕を伸ばして、フェア・ゾーンを指さします。この際、コールはしません(ノー・ボイス)。コールしないのは、「ファウル」と「フェア」の違いを明確にするためです。また、きわどい打球に対しては、数回ジェスチャーを繰り返してあげて下さい。

フェア(球審) フェア(塁審)
球審「フェア(ノー・ボイス)」 塁審「フェア(ノー・ボイス)」


「タイム」と「プレイ」

「タイム」
審判の判断で「タイム」をかける時(反対面のグランドやボール・デッド・ゾーンで練習中の選手からボールが飛んできた時など)や、ベンチや選手から「タイム」の要求があった時などには、ファールと同じジェスチャーで『タイム!』と大声でコールして下さい。
他の審判員もそれに呼応して、「タイム」のジェスチャーとコールを行って下さい。

タイム(球審)  タイム(塁審)
「プレイ」(球審のみ)
試合開始時や、試合中に「タイム」や「ファウル・ボール」、「デッド・ボール」等でいったん「ボール・デッド」となった場合、試合を開始・再開させるために球審がコールします。
捕手の後方で構える準備の姿勢をとった球審が、投手へ右手の手のひらを向けて投球を制止しておきます。そこから投手を指差しながら『プレイ!』とコールしてプレーを開始・再開します。
プレイ        プレイ        プレイ


「ボール・イン・プレー」と「ボール・デッド」
ジェスチャーとコールの話ではありませんが、覚えておくとジェスチャーを理解しやすいので、ここでお話しておきます。
球審が「プレイ」をかけ、試合が始まると、「ボール・イン・プレー(プレー中)」の状態になります。その中で起きたプレーは全てプレー中とみなし、ジャッジをします。例えば、塁を離れた走者にタッグすれば、もちろん「アウト」となります。
ですが、試合の中では、「ボール・イン・プレー」の状態が中断する時間があります。それが、「ボール・デッド」と言い、ボールが死んでいる状態、つまりプレーが行われない状態で、仮にプレーが行われても無効となる状態です。したがって、「ボール・デッド」中に塁から離れた走者にタッグしても、「アウト」にはなりません。
この「ボール・デッド」になるケースと言うのが、「ファウル・ボール」、「タイム」、「デッド・ボール(死球)」等の時で、その際のジェスチャーは「ファウル」のジェスチャー(両手を広げて上に上げた状態)なのです。つまり、「ファウル」のジェスチャーは「ボール・デッド」の合図なのですね。
ちなみに、「フォア・ボール(四球)」の場合は、「ボール・イン・プレー」が続きますので、間違えないようにして下さい。暴投やパス・ボールの「フォア・ボール」で出塁した走者が、そのまま二塁へ進塁することも可能です。

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◆その他のジャッジ◆

「エンタイトル・○ベース」と「ホームラン」

「エンタイトル・○ベース」
外野へバウンドしたボールがそのままフェンスを越えてスタンドへ入った場合、「エンタイトル・2(ツー)・ベース」となって、打者に2個の安全進塁権が与えられることは、ご存知の方も多いと思います。
少年野球では、スタンドのない球場がほとんどですので、そういうことはあまりありません。しかし、内野手が一塁へ悪送球した場合等に「エンタイトル(安全進塁)」は発生します。少年野球のグランドでは、フェンスの代わりにボール・デッド・ラインが引かれています。ボール・デッド・ラインを越えたボールはスタンドへ入ったのと同じ扱いになり、いったん「ボール・デッド」となり、安全進塁権が与えられます。
狭い球場では、外野フェンスに到達した場合、「2ベース」とすることもありますので、試合前にグランド・ルールをしっかり確認しておいて下さい。
野手の送球がボール・デッド・ラインを越えた場合には、当該野手がボールを投げた時点で、走者・打者走者がいる位置から2個の進塁権が与えられます。
つまり、野手の一塁送球時点で一塁へ向かっていた打者走者には、二塁までの安全進塁が認められますので、本来なら「2ペース」となるところですが、慣習なのかローカル・ルールなのか、「1(ワン)ベース」とコールして、二塁まで進塁させているようです。なかなか難しいですが、野手の送球時の走者の位置を確認しておく必要があります。
ちなみに、投手のけん制は、プレートに足を置いて投げたものは、投手としてのけん制球になりますので、ボール・デッド・ラインを越えても「1ベース」となります。しかし、プレートを外して投げた場合には、野手とみなされますので、「2ベース」となります。
前置きが長くなりましたが、ジェスチャーとコールは、ボール・デッド・ラインを越えたことを確認してから、立ち止まってグランド中心へ向き直り、「タイム」をかけ、右手を真っ直ぐに高く上げて、「1ベース」なら指を1本、「2ベース」なら指を2本立てて、『○(進塁数)ベース!』とコールします。

   タイム        2ベース「ツー・ベース」

「ホームラン」
スタンドがある球場では、スタンドへ入ったことを確認してから、スタンドが無い球場では、外野に引かれたボール・デッド・ライン(ここを越えたらホームランというライン)を越えたことを確認してから、立ち止まり、本塁方向へ向き直って、右手を高く上げ、上空へ円を描くように回します。ノー・ボイスです。


ホームラン
「インフィールド・フライ」
無死または一死で、走者一・二塁または満塁の時、内野にイージーなフライが上がると、「インフィールド・フライ」が宣告され、野手がノーバウンドで捕球するか否かにかかわらず、打者はアウトとなります。これは、野手がわざと打球をバウンドさせてから捕球し、フライだと思ってスタートを切っていない走者を併殺にしてしまうことを防ぐためです。

「インフィールド・フライ」発生状況の確認
インフィールド・フライが発生する状況になった場合、
審判員4名で、右手の平を胸に当てて、
インフィールド・フライの起こりうる状況であることを
事前に確認しておきます。
インフィールド・フライ シグナル

「インフィールド・フライ」の宣告
インフィールド・フライを適用するフライが上がった場合には、上空の打球を指さして『インフィールド・フライ!』とコールします。
ファウル・エリア近くのフライや風で流されてファウルになる可能性がある場合には、『インフィールド・フライ・イフ・フェア!』とコールします。「イフ・フェア(If Fair)」と言うことですので、フェア・グラウンドに落ちた場合にはアウト、ファウル・エリアに落ちた場合には、そのままファウルとなります。


インフィールド・フライ バッター・アウト
「インフィールド・フライ(イフ・フェア)」

「バッター・アウト」

「ボーク」
投手の不正投球(ボーク)があった場合には、球審は『ザッツ・ア・ボーク(That's a Balk)!』とコールのみ行います。塁審は投手を指差して『ザッツ・ア・ボーク!』コールします。
投手の送球(けん制等)であった場合には、球審・塁審ともに、投手を指差して『ザッツ・ア・ボーク!』とコールします。
コールはしますが、「ボール・デッド」ではありません。これは、不正投球であっても、打者が打って攻撃側に有利な結果となった時には、「ボーク」の適用はせず、そのままプレーを続けることがあるからです。
「ボーク」があった場合、走者がいる場合にはすべての走者に1個の進塁、走者がいない場合には「ボール(ストライク、ボールのボールです)」が1個与えられます。


ボーク
「インターフェア(守備妨害・打撃妨害)」と「オブストラクション(走塁妨害)」

「インターフェア(守備妨害)」
走者や打者走者が打球に当たったり、守備の選手の捕球を著しく妨害した時には、まず「タイム」をかけ、続いて妨害した走者または打者走者を指差して、『インターフェア!』または『守備妨害!』とコールします。これで走者・打者走者はアウトとなります。

「インターフェア(打撃妨害)」
打撃妨害の「インターフェア」は、捕手のミットが打者のバットに触れたなど、ホームベース上で発生するため、球審の項で説明します。

「オブストラクション(走塁妨害)」
プレーに関係のない所で、野手が走者の進塁を妨害した時には、「オブストラクション(走塁妨害)」を適用しますが、適用の仕方には2種類あります。

1) 走塁を妨害された走者に対してプレーが行われていた場合
両手を高く広げて「タイム」のジェスチャーを行い『オブストラクション!』または『走塁妨害!』とコールし、「ボール・デッド」とします。各塁上の走者および妨害された走者には、妨害が無ければ進塁できたであろう塁までの進塁が与えられます。
2) 走塁を妨害された走者に対してプレーが行われていなかった場合
走塁を妨害した野手を指差して『オブストラクション!』または『走塁妨害!』とコールしますが、プレーはそのまま継続させます。審判員は妨害が無ければ走者が到達したであろう塁を判断しておき、一連のプレーが終わった時点で「タイム」をかけ、必要に応じて進塁を認めることで、妨害による走者の不利益を取り除く処置を行います。

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4. 審判の心得 < 5. ジェスチャーとコール > 6. 一塁審について


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